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骨折後の筋力を回復するには?

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質問

 小学5年生の長男が大好きなサッカーの試合中に転んで右足を骨折しました。ギプスをはめて松葉杖で歩いているので、毎日とても不自由そうです。サッカーの練習もできず、ギプスが外れても、筋力が衰えていそうで、これまで通りプレーできるか本人も心配しています。回復を早めるために今の時期にできること、ギプスが外れてから心掛けることを教えてください。まだ子どもなので、遊び感覚でできる筋力回復法などがあれば教えてください。(福井市、30歳代母親)

回答

 「リハビリ」ということでご質問いただきましたが、作業療法士は、下肢の骨折についての訓練にはあまり関わりませんので、今回の原稿の執筆には大野市の整形外科病院の理学療法士さんにもアドバイスを頂きました。
 一般的に成長期(0歳~18歳位)の骨折は、回復が早く大人の1/3から2/3の期間で治ってしまいます。けれども、身長の伸びの盛んなこの時期は、骨の硬さが十分ではない上、筋肉の成長は骨に追い付かず筋力も柔軟性もありません。構造上「靭帯」という関節を守っている膜が一番強いので、何らかの大きな負荷がかかった時、この靭帯にひっぱられる骨折が多いのです。骨は真ん中と端っこ(つまり関節付近)で成長しますので、骨折の部位によっては成長に関わる障害を残す危険が有るということです。ですから、まず成長期の骨折の際には、手術の必要性、痛みや変形などの後遺症の可能性や程度、固定期間中やリハビリの開始時期の注意事項、日常生活動作やスポーツ活動の再開時期、といった事柄を医師からしっかりと聞き取りましょう。
 次に骨折のケアの基本は、骨折部の安静を保ちながらそれ以外の部分は早期から動かす、ギプスを着けている時は患部を高く上げる、表に出ている部分はお湯で絞ったタオルでふいたり、ローションなどを塗ったりしながらマッサージをして、患部のむくみを減らし血行を良くすることです。また、丈夫な骨を作るには、たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの摂取・適度な力を加えること・太陽の光を浴びることが大切です。牛乳、プロセスチーズ、シジミ、小松菜、木綿豆腐、干しシイタケ、納豆などがお勧めの食材です。
 今回のご相談は、おそらく下腿の骨折だと思いますので、ギプスが巻かれていないのは股関節・膝関節・足指の関節の先の方でしょうか。左右両方の股関節を開けたり閉じたり、足を持ち上げたり、膝の曲げ伸ばしなどをスピードや時間を競って楽しみます。また、足指でタオルやビー玉をつかんで持ち上げたり、寄せたりばらしたり、ジャンケンなども出来る範囲で楽しみましょう。この時期には、特に左右両方を動かすことが大切です。本人が希望するのであれば、医師の許可を得た上で、チームの皆さんともよく相談して、出来そうな準備体操などに参加することも良いかもしれませんね。初めにも申し上げましたが、成長期にはあまり大きな負荷のかかるトレーニングはお勧めできません。筋トレは高校生期に最も有効となります。再発しないよう医師の指示に従いながら、少しずつ患部に体重をかけて日常生活に戻り、サッカーの練習を再開しましょう。
(坂本 智子 /作業療法士)

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